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2019年04月20日
『平成』から『令和』へ

平成』もあと10日…。

5月1日、いよいよ現皇太子殿下と現皇太子妃殿下雅子さまが、令和天皇皇后両陛下に即位され、『令和』の時代が始まります。

ホームページ表紙の写真上(2枚目-湖国だから)の二首は、今から25年前の平成6年 (1994)の歌会始で、初めて、おふたり揃ってお詠みになった歌です。 

この歌は、ご結婚直後の平成5年8月、全国農業青年交換大会のために滋賀県を訪問され、宿泊されていた彦根プリンスホテル(現・彦根ビューホテル)から、眼下に広がる琵琶湖の情景をお詠みになったものです。

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我が妻と旅の宿より眺むれば さざなみはたつ近江の湖(うみ)に         皇太子殿下

君と見る波しづかなる琵琶の湖(うみ) さやけき月は水面(みなも)おし照る   皇太子妃殿下

 

令和』の典拠は、日本最古の歌集「万葉集」で、歌の序文には「初春(しょしゅん)の令月(れいげつ)にして、気淑(きよ)く風和(やわら)ぎ」という「梅花の宴」として知られている場面の歌からであります。出典が判明している元号の中で、日本古典に由来する元号は史上初めてのようです。

令和』の「令」は、美しい、善いことを意味し、「和」には仲良くという意味があり、「令和」とすることで、「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つという意味が込められ、梅の花のように、日本人が明日への希望を咲かせる国でありますように。」と、「麗しき和」が表現されています。